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執筆者の写真daisuke ichinose

コロナ禍で急増する企業のブラック化

今現在あらゆる業種に於いて、企業の財務状況が逼迫しており、もはや風前の灯火に近い企業も多々あるのが現状だ。2021年は未だかつてない程の倒産件数に達するだろう。

こうした不透明で先の見えない時代に於いて、企業が生き残って行く為にはどうしてもブラックにならざるを得ない事情がある。



そもそもブラック企業の定義をするならば、人に無理を強いる企業のことだろう。

beforeコロナの時代からブラック企業は多々存在していたが、afterコロナの時代のそれとは少し違う。それは未曾有の不景気によってもたらされる副産物、又は代償と言ってもいいだろう。会社の人間にあらゆる負担を強いることで、何とか雇用を守ろうと必死に足掻いた結果だ。要は、【クビになるよりマシでしょ】といった思想が蔓延してしまっているのが現状だ。だから、労働者側も雇用者側の提案を丸呑みするしかなくなる

何故なら、今は働きたくても仕事が見つからない時代に突入したからだ。個人で稼ぐ力がなければ、会社に依存して生きる以外に道はない。



だからと言って、会社側を責める気は全くない。このような有事に会社が生き残る為には、非人道的な決断を迫られる時が必ずクル。これは当然だ。会社が潰れてしまっては元も子もないのだから。資本主義社会に於いて、会社の目的は従業員を守ることではなく、ビジネスとして利益を追求することであり、その利益の追求が社会の利益にも合致することで、初めてその会社の存在意義が生まれる。

そういった会社を残す為に行う様々な戦略によって、一個人が犠牲になるといった構図になりつつあるのが今の現状だ。もうこの流れは止められない。



ここで個人が会社の為にやれることなど微々たるものだ。これから個人が考えるべきこと。

それは、いかにして会社に依存しない状態を作るかだ!

要するに、いつ会社をクビになっても自分は困らないといったスタンスになるまで、個人で稼ぐ力を磨くことだ。それが無理なら、違う業界でも働いていけるといった目処を立てることが重要だと思う。常に次を見据えながら今の仕事を続けるといったマインドが、これからは重要になる。そうしなければ、これからも会社のいいなり、つまり社畜道まっしぐらだ。一つの会社に収入を依存している限り、会社の度を超えた要求を飲まざるを得ない状況に追い込まれることになる。これは危険だ!



何故なら、これから企業は益々追い込まれることが確定しており、当然そのツケは自社の従業員に矛先が向かうのは目に見えている。彼らの要求はどんどんエスカレートしていくぞ!

彼らも会社を存続させる為に必死だ。あらゆる手を使って、自分達は助かろうとしてくるに決まっている。そのツケは末端の人間が支払うことになる。

2021年は新しいことにチャレンジするには絶好のタイミングだと思う。

何かを自分で変えなければ、現状が変わることなど決してない。 Good Luck!

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