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執筆者の写真daisuke ichinose

スタグフレーションに備えよ!

皆さん今晩は!こう見えて筆者は料理人という肩書きを持ちながら、自由気ままに創作活動を行うクリエイターでもあり、同時に投資家でもあります。青山学院大学経済学部を卒業している端くれでもあるので、経済に関しては多少の知識を兼ね備えているとは思います。

自己紹介はこの辺にして、今現在、世界的にインフレが加速していることは皆さんご存知のことと思います。



このインフレが加速する背景には、もちろん金融経済のマーケットにコロナ対策と称してジャブジャブに資金を注ぎ込んだわけですから、当然貨幣の価値は下がります。株価が跳ね上がるということは、言い換えれば貨幣の価値が下がっていることと同義です。

このコロナ禍において、株式や債券を持たないというだけで、格差がグングン広がりました。この各国未曾有の金融緩和によって、今のインフレは起こるべくして起こっている現象というわけです。



このインフレを抑えるべく、各国は段階的にテーパリングを実施することを決定したわけですが、ことはそう単純な話ではありません。確かにテーパリングによる量的緩和の制限や、利上げをすることによってインフレを抑制することはできるかもしれません。

しかし、未だかつてないレベルで行ってきた量的緩和によるバブル相場の崩壊を同時に意味します。



このリーマンショックを遥かに超える大暴落を迎えた時に、果たして世界経済は持ち堪えることができるのか?このコロナバブルによる大相場の終焉と共に、各企業の株価は軒並み大暴落するわけですから、当然のことながら失業率は上がり、同時に従業員の給料も大幅に下がります。そんな中、万一インフレが継続していた場合には、悲惨な結末を迎えることになるのは明白です。



特に日本は失われた30年と言われるほどに、直近の30年間サラリーマンの給料が上がっていないどころか、年々下がり続けています。これは主要先進国の中でも日本だけで、ブッチギリのワースト1位です。つまり、経済が成長するどころか衰退し続けているのが、日本の現状になります。それもそのはず、プラットフォームを牛耳られ、少子高齢化による超高齢化社会に突入する日本の経済が成長するわけもありません。



少々話が逸れましたが、実体経済がインフレで物価が上昇しているにも関わらず、経済活動の停滞に伴い国民の賃金が下がり続ける地獄の現象を、経済学では【スタグフレーション】と言います。何を隠そう、世界の地球温暖化や原油価格の高騰、ロックダウンによる物流の遮断など、数々のマイナス要因が重なり、今現在食糧危機に発展しそうな状況でもあります。



そんな最悪の状況が間もなく訪れようとしている為、今の内からあらゆる準備を進めておく必要があります。まずは、近々クルであろう株式市場のクラッシュに備え、現金保有率を高め、更には失業しても大丈夫なように新たな基盤を構築し、食糧危機によるインフレ加速にも対応できるよう、予め食糧の備蓄をしておくことをオススメします!  Good Luck!

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