皆さん今晩は!激動の2021年も残すところあと1週間となりました。そんな年の瀬をいかがお過ごしでしょうか?このコロナ禍において、会社の経営も逼迫していることと思います。ですが、こと飲食業界に関しては空前の人手不足、つまり労働者側有利の完全な売り手市場という状況です。残酷なことに、コロナによる度重なる規制に伴い、疲弊しきった飲食店を襲う新たな悲劇、人手不足。
飲食店にとって、働き手不在のこの状況は正に死活問題と言えるでしょう。人がいなければまともに営業することもままならないわけですから、当然急務の課題になってきます。
そんな中、経営状態の悪化や時代錯誤のマネジメントによって、人件費削減という愚策に走る企業に未来はないでしょう。優秀な人材を確保したいのであれば、尚のことです。
今の状況で、最もお金をかけるべきは人件費です!
この状況を理解することなく見誤ると、いつまで経っても人が集まらないどころか、既存のメンバーも抜けていくことになり兼ねません。何度も言いますが、この人材争奪戦に敗れた企業が生き残る可能性は0です。
替わりはいくらでもいるという飲食店バブル時代は終わりました。これからは、優良企業にしか人は集まりません。給料や労働時間、福利厚生などの待遇を手厚くしない限り、優秀な人材を確保することはできないでしょう。
今のバブル世代から団塊世代にかけて、彼らが経験してきた飲食店のノウハウや常識が通用する時代は既に終了しました。彼らの得意な根性論や、大好きな年功序列制度も崩壊し、もはや会社での人間関係すら希薄になっているそんな時代に、人を動かすものは一体何なのか?
はい、金です笑。結局の所、会社に人を集めるのも勤続させるのも、お金次第です。
昔のように、安月給でも勉強の為に働き続けるといった若者も、もはや絶滅しました。
会社に求める対価も多様化してきている昨今、必ずしも会社に縛られない働き方を考える人の方が多いように感じます。
希薄な人間関係の下で、尊敬や信頼といった不確かなものを信じて人が動く時代は終わりました。これからの時代、人を動かすことができるファクターはお金と個人としての信用だけです。即ち、会社の肩書きなどもはやゴミ屑も同然であり、インフルエンサーとしての個人の力によるか、結局はお金かの2択になります。
これからは、個人と会社との関係性はよりドライなものになり、ビジネス上の繋がりという幾つかの選択肢の中の1つのコミュニティにすぎないレベルの存在になっていくはずです。
お金で人は動きますが、これは諸刃の剣でもあり、あまり再現性のない一過性の劇薬のようなものでもあります。従って、お金の使い所を見極め、タイミング良く最大限の効果を発揮するように活用したいものです。 Good Luck!
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