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執筆者の写真daisuke ichinose

怒りの感情をコントロールする

皆さん今晩は!11月に入ってからすっかり飲食業界も活気を取り戻し、皆さん忙しい日々をお過ごしだと思います。筆者も多忙の中を必死に奮闘しているところです笑

そんな多忙を極める生活を送っていると、人間というものは精神的に摩耗し、時に合理性を欠いた感情的な判断を下してしまう欠陥のある不完全な生き物です。



理性的な判断を鈍らせる最大の要因は、ほぼほぼ人間の感情に起因しています。この感情のコントロールこそが人類の永遠のテーマであり、この自分の中に沸き上がってくる感情の起伏を如何にしてアンダーコントロールし、アウトプットしていくのかが最大の課題です。



皆さんも1度は経験したことがあると思いますが、忙しい時に自分の感情の起伏が激しくなり、本来なら単純な意見交換で合理的に解決できる問題をこじらせ、相手や周りの人に怒りの感情をぶつけた経験が・・・。

そこで今回は、この怒りの感情をコントロールするとっておきの方法をご紹介していきたいと思います。



まずは、怒りの感情をコントロールする為に、最低限の社会的教養と前頭葉の強化は必須条件になってきます。このブログを見てくださっている皆さんは、既にこの条件をクリアしている方達だと思いますので、この段階は飛ばします。



怒りの感情は、人間の内なる感情の中でも最も強い部類の感情になります。どんなに脳味噌を鍛えたところで、誰しもこの本能的な強いパワーからは逃れられません。

まずはこの感情の性質を知ることが大事です。従って、怒りの感情が芽生えた時の対処法が最も大切になってきます。



その対処法の前段階として、如何にして怒りの感情を抱かないようにするかということが重要です。これは少し難しいですが、訓練を積めば自分のスキルとして有効です。

それは・・・怒りの感情が芽生えるきっかけを無くせばいいのです。怒りの感情が生まれる背景には、必ず相手や物事に対する期待が生じています。自分が相手や物事に対して抱いている期待が裏切られた時に、人は怒ります。



要は、その怒りの原因である自分が他者や他事に対して抱く期待を持たなければいいだけの話になります。例えば、仕事ができない上司や部下に対して抱く怒りの感情というものは、彼らに対するある種の期待から生まれるものになります。従って、最初からできないのが当然で、もう治る事もないだろうと決め付けておけばいいのです。



自分が他者に対して抱く期待値を著しく下げることで、皆さんの価値観が180度変わることをお約束します。もう周りの人間の無能さに対して腹を立てる必要はありません。

自分自身のマインドセットをするだけで、驚くほど怒りの感情をコントロールできるようになります。皆さんは優秀であるが故に、自分自身の水準と比較して他者を判断してしまう事もあると思いますが、それは気の毒というものです。



人間には当然能力の違いや価値観の違い、多様性があります。それらを考慮した上で尚、怒りを抑えられない人に向けた最終手段を公開します。

それは・・・怒りを爆発させる前に6秒間だけ我慢することです。これだけでも、大分怒りのパワーを抑えられるはずです。



6秒間という短い時間ですが、脳内では目紛しく脳内物質が巡っています。その中の怒りを促す脳内成分ドーパミンが、6秒間でピークに達するということが研究で明らかになっています。これが俗に言うアンガーマネジメント、怒りを鎮める6秒ルールです。

つまり、6秒間我慢すれば、自然と怒りの感情もピークアウトし、徐々に鎮まるというわけです。是非参考にしてみてください!  Good Luck!

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