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執筆者の写真daisuke ichinose

日本人の根源はカメレオン

日本人の根源にあるものは何だろうか?

協調性や団結力、他者への思いやりの心などを古くから重じてきたわけだが、これは昔から続く間違った学校教育による副産物に過ぎない。ある意味、一種の洗脳教育と言ってもいいだろう。これらの日本人の美徳とする所を身に付けたことによって、最も大切なモノを失ってしまった。



それは個性だ。日本人は、他人と同調することに重きを置いた教育を受けているが為に、突出した個性が磨かれる機会が少ない。これは没個性を良しとする悪しき古き思想に基づいている。この没個性化によって起こること、即ち国民を洗脳、支配し易くする上で便利なことこの上ない。これを突き詰めていくと、今の日本人の根源にあるものなど何もない。空っぽだ。あるとすれば無関心、これに尽きる。



今日のコロナ感染爆発も、日本人の無関心による所が大きいと思う。恐らく、コロナウィルスの脅威を肌で感じている人はごく一部ではないだろうか?

たぶん日本人は、身内の誰かがコロナで亡くなった時に初めて、コロナウィルスというものを理解するのだろう。この危機感の無さは、正に洗脳教育の賜物と言える。

筆者は、これは本当に残念なことだと思う。日本人のポテンシャルは、世界的に見ても非常に高い。これはDNAの観点から見ても明らかな事実だ。

せっかく元々のポテンシャルが高いのに、その能力を開花させることなく、日本のイカれた教育システムによって封殺される。



この閉鎖的な島国日本で暮らす人達に必要なこと。

それは、海外の価値観や思想、情報に触れることだ!島国日本での生活によって得られる価値観や思考、そして情報だけではとても正確な判断など下せるはずがない。あまりにも偏った思考の人間が育つだけだ。正に、井の中の蛙とはこのことだ。

自分が絶対的に俯瞰したニュートラルな思考を備えているつもりでも、世界からすれば相当なバイアスがかかっているものだ。

筆者はたった3ヶ月だが、アメリカのカリフォルニア州で暮らした経験がある。この短いスパンでも、体を電流が駆け巡る程のカルチャーショックを経験できた。外の世界を知ることで、改めて自国の良さや、悪い所が見えてくるものだ。



少々話が逸れたが、古来から日本人の得意なジャンルというものは決まっている。それは、2つ以上のものをフュージョンさせ、全く新しい別の何かを創り上げることだ。

現代日本の文化は正にそれだ。諸外国のいいとこ取りをしたような文化だ。

何かと何かを組み合わせて新しいものを創り上げる能力に関しては、日本人は世界一だと思う。0から何かをクリエイトするのは元来苦手な分野だが、掛け合わせることに関しては天才だ!この考えをベースに、一から学校教育も見直してもらいたいものだ。 ではまた!

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