皆さん、新年明けましておめでとうございます!ニッチなブログですが、引き続きゆるりと更新していきますので、本年も宜しくお願いします!というわけで、新年一発目は、やっぱり料理人の話をしてみようと思います。
ここで言う本物の料理人という定義についてですが、文字通り、プロの料理人としてきちんとした実力を兼ね備えているという意味です。そこで、本物の料理人かどうかを見極める大事なポイントを、筆者の独断と偏見で勝手にジャッジしていきます。
まず初めに、プロの料理人にとって、美味しい料理を作るということは、最低限のマストスキルになります。なので、美味しい料理を作ることができるということは、何のアドバンテージにもなりません。では、本物の料理人かどうかを見極める判断材料はどこにあるのか?
その判断は大きく3つに絞られます。
1つ目は、時間の制限内で、常に同じパフォーマンスができること。
これはプロの料理人として1番重要なファクターと言っても良いかもしれません。
先ほど、料理人なら美味しい料理は作れて当たり前だと言いましたが、時間という制限が掛かった状態でも同じく美味しい料理が作れるというスキルは、プロの料理人としてのマストスキルと言えます。レストランという空間で、お客様ごとの食事のペースが全く違う中、全てのお客様に同じクオリティのものを提供する。これができてこそ本物です。
2つ目は、作る量が変わっても、常に同じパフォーマンスができること。
これも時間の制限と同じく重要なファクターになります。むしろ、時間の制限とセットのスキルと言っても良いです。プロの料理人は、1人前ずつ料理を作っているわけではありません。場合によっては、4〜5人前、或いは10人前位まとめて調理するシチュエーションも訪れます。というよりも、ほぼそうです。
全てのお客様に時間という制限が付き纏う以上、1人前ずつ作って他のお客様を待たせるわけにはいきません。そこで、何テーブルかを同時に調理するという場面は多々あります。
そんな中、全ての料理のクオリティを保つ能力は必須になってきます。
3つ目は、盛り付けのセンスです。
正直、最初の2つは日々の訓練で習得可能な範囲ですが、最後の盛り付けのセンスだけは教えることができません。結局は、その人の感性によるところが大きいので、美的感覚も含め、ギフトに近い能力かもしれません。ただ、日々の生活でも、感性を磨くことはできると思います。
この3つの能力を兼ね備えた料理人こそ、本物の料理人だと思います。今現在料理長をやっている人や、これから料理長を目指す人には共感してもらえるのではないでしょうか⁇
皆さんの活躍を祈っております! Good Luck!
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