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執筆者の写真daisuke ichinose

無能な経営者の見分け方

皆さん今晩は!緊急事態宣言が明けてからというもの、今までの状況がガラッと変わった飲食店も多いのではないでしょうか?間もなく時短要請の解除も行われ、本格的に年末の様相を呈してくることと思います。

そんな中でも、やはり会社の命運を決めるのは経営者の技量によるところが大きいです。

今後はコロナ禍に於いて、臨機応変で柔軟な対応が求められるだけでなく、国からの補償が完全に無くなる中で真の実力が試されることになります。



何とか国からの補償で延命してきた飲食店ですが、ここからはガチンコ勝負というわけです。ここからどんな戦略を打ち出しどんな対策を講じるのかで、会社が生き残れるかどうかが決まると言っても過言ではないでしょう。

そこで今回は、会社の生命線である経営者の中でも無能な経営者の見分け方について、論理的に考察してみようと思います。



まず、無能な経営者たらしめる最大の要因は、ズバリ決断力の無さからクルものでしょう。

これは以前のリーダー論の記事でも触れましたが、会社の経営者は文字通り全従業員のリーダー的ポジションです。つまり、リーダーの仕事はあらゆる決断をすることと同義です。

あらゆる状況下で最善の決断を下すことができる、それがリーダーの必須条件になります。



ですが、無能な経営者の典型として1番多いのが、即断即決ができないどころか物事をうやむやに引き延ばし、先送りすることで判断を保留する。このYESorNOをはっきりさせない経営者は、まさに無能と言わざるを得ません。



では、何故このような事態に陥ってしまうのでしょうか?

答えは単純明快です!要するに、経営者としての能力が低い故にあらゆる情報の分析が甘い為、正確な判断が下せずに自信を持った決断ができなくなっているからです。

その為無能な経営者は、最終的に現場の判断に委ねるという選択肢を取ります。こうすることで、たとえ現場の判断ミスで会社に重大な損失が発生した場合においても、自分は一切傷付くことはなく、全ての責任を現場に押し付けることができます。



このように、自分はYESorNOのどちらのポジションにも付かずに高みの見物を決め込み、自分からは一切の提案もせずに部下の失敗ばかりをつつくような経営者に、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?

経営者として現場の人間を育てる意味合いで、現場にある程度任せるということは重要なことです。しかし、任せた以上は責任を取るのも当然と言えます。それから任せた業務内容の進捗状況に対して必ずフィードバックをする。これが重要です!



デキるリーダーというのは、部下をのせるのが上手いです。決して褒める必要はありませんが、部下の導き出した結果に対する何かしらのフィードバックは必須と言えます。

無能な経営者は、常に自分の保身のことや利権絡みの案件が中心になってしまう為、時に現場からは理解不能な決断に映ることも多々あります。

往々にして無能な経営者を見分ける際には、現場から問題提起を投げかけた時にどのような対応をしてくるかで、大まかな経営者の能力を推し量ることができるはずです。

果たして皆さんのリーダーは大丈夫でしょうか?  Good Luck!

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