皆さん今晩は!ところで皆さんは、陰謀論や都市伝説についてどのような見解をお持ちでしょうか?そんなもの一切信じていないという人や、一種の映画のようなエンタメとして楽しんでいる人など様々だとは思いますが、筆者自身は陰謀論や都市伝説の中には一部、真実が紛れ込んでいると思っています。
確かに陰謀論というものは、あらゆる世の中の現象や事象、不条理な事柄に対して一般大衆が抱く負の感情や疑念から生まれた妄想の域を出ることはありません。何故ならあらゆる事実を元に、様々な情報を繋ぎ合わせていくことによって裏にある真の意図を類推し、汲み取る作業だからです。従って、この陰謀論自体を肯定することはできませんが、反対に否定する根拠も一切ありません。
よって陰謀論が事実を論理的に繋ぎ合わせた類推である以上、全くの妄想から生まれた絵空事という風に判断することはできません。ただし、エンタメとしての側面も備えている以上、あまり過度に盲信するのも危険です。エンタメとしての顔も持つ陰謀論は、大方それこそ都合の良いように辻褄を合わせ、脚色している場合が多いからです。
要するに、フィクションと真実の狭間で揺れ動く限りなくエンターテインメントに近い真実という位置付けになります。未曾有のパンデミックによって、陰謀論にまた注目が集まっている今日この頃ですが、マスメディアによるテレビの情報以外を鵜呑みにする人達を、陰謀論信者として一括りに揶揄する風潮には、流石に違和感を感じざるを得ません。
まるで、テレビの情報以外の情報を信じる人=頭のおかしい陰謀論信者という図式へと誘導するかのような一連の流れは、かなりきな臭いものを感じます。
常に外部からのあらゆる情報にアンテナを張っている皆さんなら、既に勘付いているとは思いますが、テレビや新聞のようなマスメディアによる二次情報の方が情報の信憑性は薄いという真実に・・・。
正確に言うならば、テレビの情報は嘘ではないが、裏を返せば決して真実も言っていない。これがマスメディアの本質と言えます。つまり、物事の本質に触れない程度の情報を開示することで、あたかもそれが全てであるかのように錯覚させることに長けています。
要するに、一部の断片的な情報だけを刷り込ませることで、視聴者を意のままに誘導し、操ることができるツール、それがテレビです。
もちろん陰謀論や都市伝説をデマと決めつけ、テレビからの情報を絶対的な真実と捉えるように誘導することも可能です。そういう意味では、マスメディアの信憑性を盤石にする為の都合の良い槍玉として、陰謀論や都市伝説が利用されているのかもしれません。
どちらにせよ、あらゆる角度から情報を収集し、柔軟な発想を展開できるように、常にニュートラルな立ち位置で物事を判断する能力が必須になってきます。 Good Luck!
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