タイトルにも書いた通り、筆者は青山学院大学経済学部を卒業して、何故か料理人になった。これは別に自慢とかではなく、そろそろ自己紹介も兼ねて軽く説明していこうと思う。
そもそも青学を卒業して何故コックになったのか?
答えは単純だ。楽しめそうだったからだ。正直な所、周りからは料理人になるのを全否定された。それ程周囲の人達からしたら、青山学院大学のブランドは、捨てるには惜しいものだったのかもしれない。
普通に就職活動をすれば、普通にそれなりの大手商社や金融関係に就職できただろう。おそらくそういった絶対的な安定を捨てて、何故畑違いの料理人になろうとするのか?到底理解できなかったことだろう。歴代のOB・OG を辿っても、青学を卒業して料理人になった人はいないのではないだろうか。
ただ筆者は、そんな学歴など犬の糞程度の価値しかないと本気で思っていたので、周りが何と言おうが、自分のやりたいことを考えた時に、料理人になることは即決で決めた。
要するに、筆者が言いたいことは、人生は死ぬまでの暇つぶしにすぎない。だから、1つの決断にそんな重大な意味を持たせる必要もないし、重く考える必要もないということだ。
楽しそうだからやってみる。理由なんかそれだけでいい。たとえそれで失敗しても、自分で選んだのだから、その後悔すら楽しめる。
人はレールを外れた時に初めて自由を感じることができる。ほとんどの人が違和感を感じつつも、本当にやりたい事をやれずに一生を終えていく。様々な囚われの箱の中で感じる安定など、すぐにまやかしの幻想に過ぎないと気づくだろう。最初の一歩は物凄く恐いかもしれない。ただ、全てを捨てることで初めて得られるものもある。
筆者は料理人になった事を1mmも後悔したことはない。これ程、刺激的且つスリリングで飽きない仕事はない。断言しよう。
もしやりたいことが見つからないのであれば、一度全てを捨てて、料理人になって燃えるのもいいのではないか?
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